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メディセレ薬局 現場からの声

新型コロナウイルスワクチン集団接種における薬剤師の役割

皆さん、こんにちは!
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、体調はいかがでしょうか?
以前に当コラムでは新型コロナウイルスワクチンの事を中心に取り上げましたが、今回は集団接種における薬剤師の役割を中心に取り上げたいと思います。
「え?薬剤師って何かするの?」と思われたかもしれませんが、そう!何かするのです。

まずは薬剤師の役割の前に、大まかな集団接種の流れを記載いたします。
流れとしましては、1.会場準備、2.受付・記録、3.予診票確認(記入)、4.薬液充填、5.予診、6.接種・接種補助、7.接種済証発行、8.状態観察、9.誘導・案内(全体)、以上、1⇒9の順番で進みます。
1、2、7、9は恐らく地域の職員が担当します。
5と6は医師と看護師が担当するでしょう。
残りの4を薬剤師が担当し、3と8に関しても薬剤師が関与する可能性があります。
つまり、「薬液充填」を中心に、「予診票確認(記入)」と「状態観察」に関わることになります。
まず「3.予診票確認(記入)」に関して、薬剤師は薬学的な知見から、予診室への誘導のトリアージを行います。
具体的に言いますと、お薬手帳等を活用し、「既往歴(特に抗凝血薬の服用歴等)、アレルギー歴、本日の体調等の確認」「予防接種にあたり不安に思うところを解消できるよう説明」「アレルギーの恐れのある者、止血に時間がかかる恐れのある者をチェックする」「医師による診察に時間を要しそうな者をチェックする」といった作業です。
次の「4.薬液充填」が薬剤師のメイン業務となります。
大まかな流れとしましては、ワクチンの保管・事前管理⇒調製(解凍⇒希釈)⇒分注になるのですが、保管・管理と調製のうちワクチンの解凍までは済んだ状態で、残り希釈と分注を薬剤師が行うことになります。
この「希釈」と「分注」に関しては、また次回以降のコラムで詳しく述べたいと思います。
分注できたワクチンを用いて医師が被接種者へ接種し、接種証が発行されます。
その後、被接種者は即帰宅するのではなく、接種後、15分又は30分間は状態観察エリアで待機して頂きます。
副反応が起きた場合に対処しなければならないからです。
「8.状態観察」で薬剤師も被接種者の状態をよく観察し、アナフィラキシーショックの初期症状がみられた場合は医師に声をかけたり、必要に応じてバイタルチェックをすることになります。
そして問題がなければ被接種者は帰宅することになります。
一連の作業で薬剤師が担当する時間はおよそ1日2~3時間、1日4名ほど(地域によって異なります)、地域の薬剤師がシフトを組んで担当することになります。
期間も決まっておらず、半年以上といった長期戦になりそうです。
実際に会場で業務をするまでは不安もありますが、このような世界的なパンデミックに薬剤師が関わり、貢献できることは非常に光栄な事だと思います。

薬学生の皆様や医療従事者の皆様はいかがお考えでしょうか?
参考にして下さい!

メディセレ薬局 管理薬剤師 密原 将志

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